道明寺
価格
150円(税込)
特徴
食感にこだわり、三ツ割の道明寺粉を使用。
もっちりした道明寺の中は北海道産の小豆を使用した自家製こし餡です。
道明寺粉は、糯米を水にひたして蒸し、それを乾燥させたもの。かつては保存食として用いられていました。
大きさにより分類されており、とみやでは3ツ割れを使用しております。
水を吸わせた道明寺粉を蒸し、蜜漬けにして生地を作ります。(写真二枚目)
しっかりと蜜を吸わせたのちに、こし餡をいれ、桜の葉で包みます。
糯米を乾燥させ粉にしてからまたもどすという作業になるのですが、そのことにより独特の弾力や粘りがうまれ、美味しい道明寺が出来上がります。
大阪藤井寺市には、道明寺粉の由来となった道明寺があります。先人の知恵が生きた伝統的な和菓子です。
関西以西では、道明寺を「さくらもち」と呼ぶ地域が多いですが、松江や出雲地方では、「さくらもち」はクレープのような生地の「長命寺さくらもち」を指します。
長命寺さくらもちは江戸発祥。お茶がお好きだった松江のお殿様、松平不昧公が参勤交代で江戸に行かれた際に気に入られ、江戸から職人を連れて帰ったのだとか。
とみやでは、「長命寺さくらもち」は「さくらもち」、「道明寺」は「道明寺」として両方を販売しております。